<360パノラマのスティッチ精度向上のためにGoPro用リグを自作する>
弊社360パノラマ撮影で長らく使っている
Freedom360や360Herosの
360H6、
H3PRO6などの全天球レイアウトは、一脚の存在を消した完全な球体イメージを作成出来るのですが、すべての画像が斜め方向で接合されるので、スティッチが難しく、生成された360イメージにも斜めの割れ目が生じがちでした。
特に、水平、垂直で構成される屋内、屋外の構造物では、接合部分が分かりやすく、スティッチ精度向上が課題でした。
近接撮影時には、写真同士がうまくつながらないPararax Errorの問題も出てきます。
編集作業時の使いづらさとして、カメラ番号と方向が直感的に分からなかったり、カメラの元データを生かそうにも、斜めレイアウトなので再利用しにくい・・などの問題がありました。
そこで今回、上記を解決すべく、LadybugやH3PRO6Nのレイアウトと類似した、五角形+上レイアウトを可能にするリグを自作し、精度を検証しました。
カメラのレイアウトカメラレイアウトは、正確に描かれた五角形に垂線、交点を描き、GoProのレンズ中心線が中心で交わるようにレイアウトしてみます。
GoProの12MPWideView(4:3)の垂直画角は94.4度なので、五角形の72度では片方9度分の重なりがあります。これで横方向のスティッチは十分です。縦方向のFOVは122.6度なので、上に乗せたカメラの画角の小さい方で90度でも、180度カバーできます。片方16度の重なりがあるのでスティッチも十分可能です。
参考:
GoProのFOV
制作したリグアクリル板をカットし、GoProが正確にホールドされるようにマウントします。
(裏側はGoProのボディの溝に丁度合うような突起を作ってあります)

注意:
ここでご紹介しているリグは、当社が使用するものであり、販売は予定しておりません。